今年は年が明けてからもうあっという間に1月が終わりそう・・・
なのにまだ4回しかサーフしてない・・・
まぁいろいろあったし、なかなかグータラな感じで朝もゆっくり起きる癖がついてしまっているので2月はもう少しサーフィンしたいと思いま~す
それでは今日はちょっと珍しいボードの紹介をしますね~!
今でこそ結構メジャーになりつつあるこのボード。
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ボブシモンズレプリカ" サイズは9’くらい。 【撮影:"
T"ドーム前にて】
ボブシモンズについては
コチラから
簡単に説明しますと、ボブシモンズって人は今の主流であるフォームで作るサーフボードの考案者で1940年代初期にカリフォルニアの大学で学んだ流体力学をサーフボードに適応させその後のサーフボードシーンに多大なる影響を及ぼした現代サーフボードの父的な存在の方だそうです。
そのボブシモンズがその昔、今ではとても貴重なバルサ材で作ったボードがコレの原型。
そのボードを現代風にアレンジし、フォームはEPSを使用してその当時のシェイプで再現したのが下のジョーボーゲスという人です。
今ではカリフォルニアからコスタリカに拠点を移して、年にちょっとしかシェイプはしてないようですが、このボードに実際乗ってみて、ホントにすごい技術と計算されつくしたそのスペックには驚かされます・・・
写真のシモンズレプリカは木目のような細かいペイントが施されていて、見た目はホントにウッドボードのようですが実際はEPSフォームのエポキシ樹脂でグラッシングされたボードなんです。
ですが乗ってみるとレールが薄くなっているので波への食いつきも良く、長さはあるけど小さいツインフィンなので動きはルースでクイクイと面白い動きをします。
何といってもそのままぶった切ったようなテールの形状はどうなのか?というとこが気になりましたが単純に考えてこんだけ広いので波を捕まえるのは容易でテイクオフはとても早く、ターンもツインなので大きくというよりクイックでカットバックなどの時にはテールがほどよく引っかかり良くスプレーが飛びます。 この感触は一発で好きになりました☆
そしてデッキ(表)のノーズ部分にはまるでスプーンのようなコンケイブがあり、ノーズライディングの時には感触として小さな穴の中に入っているような(少し大袈裟ですが)感じで安定感があります。
普通はEPSなので軽くて浮力があるのですが、クロスなどでわざと重さを出して、昔のレトロボード感を再現しててその分スピードも乗りやすいのがまたビックリしました。
ボトム(裏)の形状は、現代のボードに進化する以前のコンベックス(コンケイブの逆・ボトムのストリンガー側が厚くレールに向かって薄くしている)状で、波の面に密着しながら加速していくような感触です。
ボードから伝わる何か、加速しやすくターンもし易く、ノーズも安定しそして今のボードにはない感触が、とても新鮮でこれはホントに大昔に削られていたボードなのか・・・もしかして進化形なんじゃないか?とかいろいろ感じさせてくれるまさに先人の知恵を凝縮したサーフボードだと思います。
普通のボードにはない感触は波の大小に関係なく思い切りサーフィンを新鮮に感じさせてくれるある意味マジックボードですね☆
そのシモンズをボーゲスが今度は短くしたのがこのミニシモンズ、いわゆる"
キャスパー"と呼ばれるシリーズ。 サイズは5'8
【
撮影協力:龍郷ゴルフミニコース】
このボードもスタイルはそのまままったり乗れるタイプで、短い分動きも細かく何より長いのに比べて扱いやすいのが最高です☆
こんな感じです
こちらはよく乗っている
ジェフマッカラムシェイプのシモンズ
7’0 【撮影:"V"リーフ】
今年はまたシモンズをより乗りこなして、サーフィンの楽しさの幅をもっと広げたいですね~
明日は風が東よりの予報で仕事も休みなので、面の良いシナ海の何処かでまったりサーフしてこようと思いま~す